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若干ツユダクになったかなあ

あれはいつだったかな、なにげ無くふらりと入ったラーメン屋さんで、どんぶりではなくて鉄鍋か鉄板みたいな器に盛られたラーメンを食べた記憶があります。

え〜っと確か2005年頃だったですかね。物珍しさも手伝って注文してみました。味については全く印象に残っていません。ただ汁気は殆ど無かったです。今思うと、これは焼きラーメンの一種だったのかもしれません。

そもそも焼きラーメンは、福岡博多のある屋台で生まれた名物メニューだったようです。

それが口コミで話題になり、そしてヒントを得て商品化するお店や食品メーカーも出てきて、ここ10年前後で全国的に広がっていったのでしょう。ただ、「焼きそば仕立てのラーメン」というアイデアを独自に考案したお店は、それまでにも全国に数多く存在していたと思います。

このたびは、市販(永谷園)の麺とスープを使って調理してみました。

焼きラーメンに入れる肉類は豚肉が定番みたいですが、今回はウインナーで。ウインナーに軽く焦げ目が付いたら、タマネギ半個を加えます。 そしてしばらくしてから、市販のカット済みの野菜を一袋分投入して炒め続けます。ウォックパンの火加減は中火です。

水を加えます。水泡がぶくぶくと立ってきたら麺を加えます。これは、具材を煮るためというよりも、麺を茹でるのがメインの目的ではないかと思います。 乾麺1束あたり200ml、永谷園は3束入りで今回はそれを全部使ったので600mlが目安です。て、ちょい待ち。3束て通常3人前ですぜ。それって食べすぎじゃない? と形式的に自問したものの、食い意地が張っているワタクシ、躊躇なく全てT-falウォックパンに投入したのでした。

具材をよけて空きスペースを作ったところへ乾麺を入れます。博多ラーメンにならってストレートの細麺ですね。

麺がほぐれてきたら具材と混ぜ合わせます。水分をもっと飛ばしたかったのですが無理でした。 よく考えたらサクッとウォックパンから捨ててしまえば良かったんですよね。

醤油とんこつ味のスープを加えて混ぜます。この段階では、麺がたっぷりとスープ水分を含んでおり粘り気も出ていたので(なんせ乾麺3束分ですものね)、 さいばしで動かすにはとても重たかったです。この時、近いうちに絶対にトングを手に入れようと思いました。

ところで私の好み(というか目論見)は汁気が少ない仕上がり。でも実際の出来上がりは、ドボドボ垂れるほどではないにせよ、 汁気がそれなりに残っていました。ややツユダク。そして、あんかけラーメンのようにトロみがあってヌルっとしていました。 元祖の屋台や幾つかのお店の画像でもそんな感じに見えます。また、永谷園によると「トロッとした食感」がウリになっており、 「ヌルッ」「トロッ」としているのは、まさしくこの焼きラーメンの特徴だと言えるのでしょう。

途中で湯を捨てるなり、野菜の量を減らすなりして工夫すれば、さらにある程度の汁気の調節は可能でしょうね。 ちなみに強火で飛ばす方法もありますが、ティファール・ウォックパンには馴染まないのではないかと思います。

醤油とんこつ系のオーソドックスな味わいでした。和辛子とマヨネーズ(つまり辛子マヨネーズ)を付けて食べてみたところ、良く合いました。 肉はウインナーよりも豚肉のほうがウマイだろうなと感じました。 また、麺がスープを吸い込んでいるのでボリュームがあって、麺に関しては普通のラーメンよりも食べ応えがありました。

今宵のおやつは、チョコチップ入りのクッキー。

2012.5

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