ウォックパン(T-Fal)のあれこれを

ひとり暮らしのサイト管理人(男性/独身)の、「ティファール(T-fal)のウォックパン体験」を元に、このサイトは構成されています。

購入や使用において個人的に得た感想や使い心地、使い方や選び方のポイント、そして、客観的な製品の特徴・スペック等に関するデータ、通販のことなど、「ティファールのあれこれ」について、分かりやすくまとめてみました。

ちなみに、ワタクシが実際に調理した模様を収めたコンテンツ(いわば料理漫談みたいな。笑)もあります。ご覧になられる方たちに、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

少し、個人的なお話を。

私は、夕食については基本的に自炊をするように心掛けています。
健康と節約のために、出来るだけ外食を控え、家で作って食べるようにしています。

そんな自炊生活で主役となる必須の調理アイテムと言えば、そう、フライパンです!

長年、私は、なんとくホームセンターで購入したものを使っていました。ティファールではなくて、どこかの無名メーカー品で直径24センチほど。フタ付き&取っ手付きで、中面がテフロンのようなコーティングがされたフライパンでした。

正確な価格は失念しましたが、1,000〜2,000円と、それなりに安価だったと記憶しています。

そのフライパンは、我が家のキッチンで長らく活躍してくれました。でも、いつ頃からか臭いが取れにくくなり、徐々に調理面のコーティング素材が剥げ出して、食材がくっつきやすくなっていきました。そして使い続けているうちに、ついにはコーティングが殆ど剥げ落ちてしまいました。

普通ならば、早々に買い替えるべきだったのでしょう。でも私は、そのフライパンを、なんと4年間以上も愛用していました。もう充分過ぎるくらい「使い倒した」といった感じですよね。粗暴でいい加減な取り扱いにも耐えて(最後はトンデモない状態になっていたけど。まさに酷使でした。涙)、よくぞ頑張ってくれました。

でも、いくら大雑把な料理しか作らないにしても、これではちょっと健康に良くない気もするし、料理の味も落ちているのではないだろうかと考えて、フライパンを新たに買い替える事にしました。

それで、炒め物の料理を作る事が多い私としましては、同じ買い替えるならば、普通のフライパンよりも深胴の、いわゆる中華鍋タイプが良いのではないかと思いつきました。

そして、しばし迷った末に。

ティファールのウォックパンをチョイスしました。

ティファールを選んだいきさつについて少々。

わたくしは生来、ものぐさで不器用なものでして、正直なところ、たいした料理は作れません。

それでも、出来る限り自炊を心掛け、それなりに料理をしています。毎日のようにキッチンに立っていると、さすがに包丁さばきも少しはサマになってきました。(ホント、ほんの少しだけ。笑)

そんな私が日頃フライパンで作るものは、基本的には、食材(野菜や肉類)を適当に切って「焼く・炒める・煮る」だけの調理法の、ごく原始的で素朴な料理です。

ヘビーローテーションのレパートリーと言えば、野菜炒め、焼き飯、卵料理(目玉焼きやスクランブルエッグ)、そして、麺類(焼きそば&うどん、パスタとか)です。お恥ずかしながら(苦笑)。


フライパン選びの「肝」として、材質やコーティング仕様がありますよね。

つまり、焦げ付きにくくて調理がしやすい機能の事ですが、私は、鉄製よりも比較的安価な商品が多く、取扱いが簡単なフッ素樹脂加工のものを買おうと考えました。

数あるウォックパン・メーカーの中で、ティファール(t-fal)を選んだ理由は、フランスの60年余り続くメジャーブランド(仏国内にて製造されています)で、洗練されたデザインに魅力を感じ、どことなく醸し出されるエスプリに、惹かれるところがあったからです。

極東の国ジャポン在住のいたって普通の地味な男性が、「美食の国・フランス」のブルゴーニュ地方で育まれた調理器具で自炊するっていうのも、なかなかグローバルでトレビア〜ン!じゃないですか。


無論、リーズナブルな価格でお手頃感があったところも、選んだ大きな理由のひとつです。ブランド調理器具ではありますが、かなり庶民的な価格設定ではないでしょうか。

参考:(t-fal)通販のページ

で。。。

初めて購入したウォックパンの当時の値段は、約3,500円でした。私の使用頻度(週当たり平均3〜4回程度)から考えると、少なく見積もっても1年間は使えると思います。

とすると、1ヶ月当たり約292円になります。

※私の場合、使い始めてなんと、6年以上が経過しました。

生活の都合上、ここ数年で調理回数(使用頻度)がめっきり減っている事情(2週間に一度程度)を考慮したとしても、長持ちしていると思います。かなり丁寧に扱っているつもりです。

とは言え、それなりのキズ・コーティングの剥離や、真ん中の「お知らせマーク」の機能低下(マークの色が変化しない)が見られます。また、焼き飯を作る時など食材がひっつきやすく、こげやすくなっています。

一般的には寿命と判断されるのでしょう。当然、買い替え時なのでしょうね。とはいえ愛着もあったりして、とりあえず現在も我が家のキッチンで現役続行中です!(2020.01)


また機能面に関しては、底面に搭載されている「お知らせマーク」に、いちばん興味をそそられました。

予熱をした時にマークの色が変わって、調理に適したタイミングを知らせてくれる、ティファール独自のユニークな特許技術なのですが、熱せられるとウォックパンのマークがどんな状態に変化していくのか、実際に自分の目で確かめて体感してみたくなりました。

ウォックパンとは

調理器具の一種。フライパンの仲間に分類される鍋です。

ティファールをはじめとする、様々なメーカー/ブランドがウォックパンを製造販売しています。胴部が深くて、球体的な緩やかなカーブを描いている外見的特徴があります。「中華鍋風のフライパン」といったコンセプトで考案されたようですね。

パン(Pan)とは、鍋の事を意味します。そしてウォック(Wok)とは、英語圏において中華鍋(&それっぽい鍋)を指す時に使われる中国語由来の単語との事。ウォックパンという名称を用いている代表的なブランドはティファール。なお、「炒め鍋」という名称で販売しているメーカーも数多くあります。

本体の主要材質は、アルミや鉄が代表的です。各メーカーは、基材に独自のコーティング等の加工を行い、性能(強度・耐久性・熱伝導性)を高めています。


ウォックパンは、炒める、焼く、煮る、蒸す、といった、様々な調理を手軽に楽しめます。炒飯をはじめとした炒め物を、大量かつ上手においしく作れるところが、特に個人的には嬉しいです。また深さや容量があるので、蒸し料理や煮込みにも活躍します。

たとえば私は鍋蓋を使って蒸し焼きをよくするのですが、沢山の野菜や肉を1度に柔らかくジューシーに仕上げる事が出来るので満足しています。ボロネーゼ(ミートソース)のように「炒める・煮込む」といった工程を連続して行なう料理にも最適です。

つまり、通常のフライパンよりもオールマイティーなところが魅力です。
ユーザーのアイデア次第で、多彩な料理をおいしく作れるのではないでしょうか。


個人的には、どんなメニューでもオッケイだと思います。いかなる調理でも機能的には問題ありません。

でも、あえて「苦手系」を挙げてみると、直径(口径)に対して底面積(平らな部分)が狭いので、大きな魚やステーキを焼く時、沢山の餃子を焼きたい時、それから、オムライスを作る際などには、調理しにくい事もあるかもしれません。

また、ティファールの他、様々なブランドよりリリースされているウォックパン(炒め鍋)には、焦げ付きにくいコーティング加工(ノンスティック・テフロン・マーブルなど)や、熱伝導率が高める特殊加工が施されており、中火〜弱火での調理が推奨されています。

ですので個人的には、天ぷらやフライといった揚げ物料理など、たっぷりの油を高温に熱して作る料理、それから強火で一気に仕上げる調理法などには、あまり向いていないように感じます。焼き加減の微妙な調節についても、やや苦手系かもしれません。


ざっくり見れば、似た系統のアイテムだと思うのですが、中華鍋は鉄製のイメージが強いですよね。

ウォックパンのほうが、総体的に鍋の厚みが薄目でサイズが小振り、そして軽量なのではないでしょうか。

また一般的にウォックパン底面は、中華鍋のようにあまり丸くありません。
球面ではなく、フラット(平面)仕様で安定感があります。

なお通常は、普通のフライパンと同様に、細長の取っ手(柄)が付いている製品が多いのではないでしょうか。
(取っ手が着脱可能な製品もあります)