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白ご飯が進むおかずです。

世の中には麻婆豆腐好きの人が多いのか、「麻婆なんとか」って色々とありますよね。 多彩なレトルト・インスタント系の麻婆商品が販売されています。食材にソースを混ぜ絡めるだけで、それなりの味付けの料理になるので、 ワタクシのような、ぐ〜たらな自炊者は大助かりです。今宵の晩御飯のおかずは、市販の合わせ調味料ソースで、 キャベツが主役のマーボーを試してみました。調理方法はフライパン(ウォックパン)による蒸し焼きです。

まず初めに、ティファールのウォックパンで少量の水を熱します。沸騰してきたら、 1/2個分のキャベツを入れて、その上にベーコンを適当に乗っけます。 キャベツは凄いボリュームです。通常3〜4人前の想定だと思うのですが、 私の場合、これをひとりでたいらげる訳で。

盛りすぎですなあ。へへ。後から気が付いたのですが、 キャベツは食べやすい適度な大きさにカットしておくべきでした。 葉っぱ一枚まるごとって(笑)。そりゃボリュームも出ますよね。蒸しはじめの頃、鍋フタを押し返してましたよ。

しばらくの間、蒸し焼きにします。市販ソースの箱に印刷されていたレシピによると、5分間くらいとの事でしたが、はるかに時間がかかりましたね。キャベツの量やフライパン等の機能にもよるので、ばらつきは出てくるでしょうけど、私の場合においては、思いますに、火力が大きく関係しているのでしょう。

今回は基本的に中火で調理したのですが、ひとくちに中火と言っても幅があります。強めの中火もあれば弱めの中火もあります。そしてその火力の調節が、私の場合は常にちょっと弱めなのではないかと。「弱火〜中火で調理しなはれ。強火はやめときなはれ」との、ティファールさん曰くの使用方法を遵守しようとするあまり、ついつい弱めに調節してしまっているような気がするのです。

数分間が経過した時点から、何度かフタを開けて状態を確認しました。キャベツがしんなりと柔らかくなってきて、ベーコンに充分火が通ったらソースの加え時です。

市販の麻婆キャベツ用のソースを加えて混ぜ合わせます。ソースは金華ハムのエキスが味のポイントのようです。 そして、きくらげや赤ピーマンといった野菜類の具材も入っています。全体的にソースが混ざって馴染んできて、 キャベツが麻婆ソースの色においしそうに染まってきたら、食べ時でしょう。

今宵はウォックパンを皿代わりにして、直接箸で取って食べました。薬味には一味を。 濃厚な味に白ご飯が進みました。これはいけますねえ。ガンガン白米が食べられそうなおかずです。 ソースのトロミが食欲をそそります。うな重や焼肉のタレ、あるいは牛丼のツユって、それだけでもごはんが何杯でも進みますが (例えばうな重は、ワタクシは鰻そのものよりもタレの方が好きです。)、それに近いモノが麻婆キャベツのソースにもありました。

ファミリーユース商品なので、子供にも抵抗が無いマイルドな味かと思いきや、 痺れるほどではないにせよピリッと辛味があって、予想していたよりも豆板醤や豆鼓などの調味料が効いていて、 麻婆っぽいコクのある風味に仕上がっていたと思います。

キャベツと麻婆ソースって良く合うのですね。ワタクシ的にはプチ発見。そうだったのか〜。やっぱり葉っぱ一枚丸ごとは食べにくかったけど、芯の部分も柔らかくなっていて、 そして、シャキシャキ感も残っていてかなり旨かったです。それと、キャベツ半個を一気にたいらげると「野菜食ってる感」がもの凄くありました。 蒸し料理だからこそ完食が可能であって、サラダとかナマのままではおそらく無理でしょう。

肉については、市販ソースのレシピ的には豚なのですが、今宵はベーコンを使ってみました(いつもよりほんの少し上等なヤツで。笑)。 ベーコンもなかなか存在感があって肉の旨みも出ていておいしかったと思います。と言うか、個人的には豚バラ肉などよりもベーコンのほうが好みかもしれません。

いやあ、麻婆ソースはこんなに強烈・強力だったとは知りませんでした。これはカレーに匹敵するパワーではないでしょうか、 どんな食材でも「麻婆味」に染め上げてしまいそうです。ああそっか、だから「麻婆なんとか」って色々とあるのですね。

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従来使っていたフタは、ウォックパンの口径と全然サイズが合っていないもので、 まるで落し蓋のようになってしまい、使い辛かったので、新しい鍋蓋を手に入れました。 ボディはフッ素樹脂加工されていて汚れは落ちやすいです。強化ガラス部分から中を覗けます。ちなみにT-Falの純正アイテムではありません。

スタンディング仕様。洗った後に乾かす時とかにも便利です。

2012.5

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