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ティファールとグループ セブ

ティファール(t-fal)は、フランスの調理器具や調理家電に関するグローバル・ブランドです。
現在、Groupe SEB(グループ セブ)傘下に所属し、世界中に供給されています。
日本では、株式会社グループセブジャパンが輸入販売を行なっています。
実店舗販売やネット通販など様々な方法で手に入れる事が可能です。

セブ社とティファールの歴史や両社の関係の概要について、かいつまんで見てみました。

〜はじまり〜
1857年にアントワーヌ・レスキュール氏が、 ブルゴーニュ地方のスロンジェという場所に作業場を開いた事がセブ社のはじまりとされています。 その後、プレス加工会社として発展を遂げていったそうです。

1944年、社名にセブ(SEB/Societe d’Emboutissage de Bourgogne)という名称を採用。 1953年、世界に先駆けて安全弁付き圧力鍋をリリースしました。

さてこの頃、フランスにマーク・グレゴワール氏という技師がいたのですが、 「フライパンのミルクのこびりつきが困る」という妻の悩みをなんとか解消しようとしたのがきっかけで、 試作と工夫を重ね、ついにアルミニウムにフッ素樹脂加工を施す独自の技術を開発。 世界で初めて、こびりつかない「ノンスティック加工」のフライパンが誕生したそうです。

グレゴワール氏は非凡なアイデアマンであると共に愛妻家だったのですね、きっと。

〜世界へ展開〜
1956年、パリ北部のサーセル(サルセル)という街に、
ティファール社が設立されました。
画期的な「こびりつきにくいフライパン」は、徐々に話題になり、売上げはカーブを描き上昇。 フランスのみならず、世界へ販路を広げていき好評を得ました。


ティファールのブランドヒストリー。

冒頭に創業時のテレビCMが・・・・・レトロですね。

〜日本で販売開始〜
1968年、ティファールがセブ社のグループ傘下に入りました。
1975年、株式会社グループセブジャパン誕生。
日本では「セブ」というブランド名で販売展開。
1998年、日本でブランド名が「t-fal」に変更されました。
「取っ手の取れる」調理器具シリーズがヒット。

そして2001年。「温度の見える」で御馴染みの、
お知らせマーク(サーモスポット)付きフライパンの発売を開始しました。

両社の成り立ちやつながりについての大まかな経緯は以上の通りです。

http://www.t-fal.co.jp/
http://www.club.t-fal.co.jp/
http://www.groupeseb.com/

グループセブ社が、日本国内で販売しているティファール(T-fal)
ブランドの製品としては、次のようなものがあります。

調理器具(フライパン・鍋)
調理家電(ホームベーカリー、スチームクッカー他)
小型家電(電気ケトル、アイロン)

なお、セブ社が日本で展開している調理器具のブランドとしては、t-falの他、
イタリア発祥のラゴスティーナ(Lagostina/1901年創立)が知られています。

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